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早く結果を出す人の共通点を「能力と環境」の2つの側面から考える

どうも、だいち(@spountant)です。

周りの人を観察していて、着実に結果を出している人には共通の特徴があることがわかりました。

このことをその人の能力面と、その人を取り巻く環境面の、2つの側面から考えてみたいと思います。

 

守破離の中でも「守」に重きを置く

まずは個人の能力面として、結果を出す人はどういう力を持っているのか。

今まで見てきた中で、着実に結果を出す人は「素直」である割合が高い印象がありました。

「素直」である人は、守破離の中でも「守」に重きを置いて、師匠のそのままをマネできる人です。

ここで「素直」というのは、いったん自分流をわきに置ける能力のことを指します。

たとえばテニスで自分より上手な人がいる場合、自分のフォームより上手な人のフォームのほうが良い打球が飛ぶ可能性は高いでしょう。だからこそ上手な人のそのまんまをマネする意義があります。

それに加えて上手な人の「動作の意図」を聞けるのであれば、もっとも早く成長できるでしょう。

「どうしてその動作なのか」「そのタイミングでその動作を取り入れるのはなぜなのか」

意図までマネすることができれば、技術の応用範囲は広がりを持ちます。

たとえばテニスで「サービスに対するリターンを真ん中に打つ」意図が、ダブルス相手のお見合い(ペアがとってくれるだろうと思って見逃してしまうこと)を狙うためだとしましょう。

ただ単純に真ん中に打っているわけではなく、お見合いを狙っていることが分かれば、ほかにもお見合いを狙う方法を思いつくかもしれません。

そしてこれこそが守破離の「破」だといえます。

なので結果を出す個人の能力を育むステップとしては以下のようになるかと思います。

  1. まずは守破離の「守」を重視し、上手い人のそのまんまをマネする。
  2. 意図を聞けるのであれば意図を直接聞いてしまう。
  3. 意図を聞けない場合でも、マネを続ければ意図が少しずつ体感覚で分かってくるので、そしたら守破離の「破」を実行する

 

早く結果を出したいなら「フローに沿う」のが一番早い

個人の能力面として「素直」に師のマネをできる能力があれば、結果を出す可能性が高まることを説明しました。

では結果を出す人を取り巻く環境面は、どのようなものなのでしょうか。

早く結果を出す人は、とにかく上手に「フローに沿うこと」ができている印象があります。

「フローに沿う」とは、大きな流れに身を預けるような意味合いを持っているのですが、もっと具体的にいえば、すでに結果を出している人の近くに身を置き、その結果を分けてもらうこと。

自分でゼロから事業を構築してお金を稼ぐより、すでに結果を出している人からお金をいただくほうが早いのは想像がつくかと思います。

ただ、まとわりついて結果を分けてもらうのでは、コバンザメのように価値を横取りする人になってしまいますよね。。

なので大前提は、すでに結果を出している人の役に立つことです。

たとえばすでに結果を出している人の事務的な手続きをサポートして時間の捻出を手伝ったり、その人の苦手な分野を引き受けてその人には得意な領域に集中してもらったり。

やり方はいろいろありますが、とにかくその人の役に立つことで、結果を分けてもらえる権利を得られるという考え方でいいかと思います。

自分が関わることでその人の価値が増えていれば、役に立てているといえるでしょう。

 

ゆっくり、いそげ

以上が、これまで自分が見てきた早く結果を出す人の共通点でした。

しかし結果ばかりを追い求めて、ほんとうに大切なものを見失っても本末転倒です。

自分は「生き急ぐな」より「生き急げ」派なので、ほんとうに大切なものだけは見失わないようにしつつ、その上で生き急ぐことはとても素敵なことだと思いますので、もし興味があれば実践してみていただけると嬉しいです。

関連動画:【むーぶおん!その54】成長が早い人、結果を出す人の共通点を考察

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