どうも、人間の強みに詳しめのだいち(@spountant)です。
最近「好きなことをやっていくべきだ!」という意見がよく聞こえてきます。
「いや、好きなことがわからないから困ってるんだけどなぁ……」
そういったお悩みを解決すべく、好きなことを見つける方法をステップにわけて見ていきましょう。
好きなことが見つからないのはハードルが高いのが原因かも
まずは「好き」のハードルを下げてみるといいかもしれません。
ツイッターを見てると、圧倒的な「好き!!!」を持った人を見かけることがよくあります。
それを見てると「自分の好きなんて……」と思ってしまうかもしれませんが、マルチ・ポテンシャライト(熱中してはすぐに飽きてしまうを繰り返すような人)という言葉があるように、圧倒的好き!!!を持つ必要性は必ずしもありません。
- ちょっと好きなこと
- ついやっちゃうこと
- 小さなころ無意識でやっていたこと
こんな感じでハードルを下げて「好き」を考えてみると、これまでとは違うアイデアが浮かんでくるかもしれません。
参考までにぼくの「好き」リストを置いておきますね。
- 美味しいものを食べること
- ブログ
- ストレングスファインダー
- ウェルスダイナミクス
- エビデンス
- 行動経済学
- 脳科学
- 記録を取ること
- 高みを目指すこと
- 資産を築くこと
- 収集すること
- 仲間と一緒にタスクをこなしていくこと
「好き」を2軸から考えてみる
「好き」のハードルを下げても何も思いつかない場合は、フレームワークに当てはめて考えてみるといいでしょう。
以下の記事では、好きを情熱と言い換えて、情熱を2種類に分けています。
- 内容的情熱
- 文脈的情熱
参考記事:無意識に隠れた情熱が、人生を豊かにする
ぼくの例でいうと、ストレングスファインダーやブログ、行動経済学などは内容的情熱に当てはまるかと思います。
固有名詞で、かなり物事が特定されているようなものが多いですね。
一方、仲間と一緒にタスクをこなしていくことや、収集することは文脈的情熱に当てはまります。
こちらはより凡庸性が高く、物事の背景にあるテーマのようなものです。
「好き」には内容的なものと、文脈的なものがあることを知っておくことで、「好き」に対する捉え方が少し変化するかもしれません。
それでも「何が好きか」分からないなら、「誰が好きか」を見つける
フレームワークに当てはめても「好き」が見つからない場合は、「何が好きか」ではなく、「誰が好きか」を思い浮かべてみてください。
「好きなことは思いつかなかったけど、好きな人ならすぐに答えられる」というケースも十分あり得ます。
「この人のやりたいことが実現すればいいなぁ」と思える人は誰でしょうか。
「この人の力になりたいなぁ」と思える人は誰でしょうか。
実はぼくもそこまでやりたいことがあるタイプではありません。
しかし「この人と一緒に何かをやりたい」と思える人はたくさんいます。
それで十分満足感をもって働けていますので、実は好きなことがなくてもいいんですよね。
人によって「好き」の正解は違う
明確に好きなことがある人もいれば、好きなことがわからない人ももちろんいます。
むしろ現代は、SNSでいろんな人と交流でき、他者の影響を受けやすい時代背景もありますので、自分の「好き」がよくわからない人のほうが多いでしょう。
なのでまずは自分に合った「好き」の見つけ方を知ることが先決かと思います。
この内容について、以下のラジオで語りましたので、興味があればお散歩の途中にどうぞ。